年金受給者で任意整理をすることは可能?

自己破産すると住宅や車など生活するのに必要なものをすべて手放さなければいけません。年金を受け取っている高齢者にとっては住宅を手放すことは大きな生活の変化となり負担になってしまいます。また、田舎に住んでいれば車は必須のツールであることも多く、運転できるうちは手放したくないという人も少なくないでしょう。そういう人は、自己破産よりも任意整理のほうが向いています。自己破産は財産をすべて手放すことを条件に借金を帳消しにしてもらうことですが、任意整理は借金を圧縮して返済可能な金額だけを返済していく方法です。この場合は住宅や車など生活に大きな影響を与えるものは手放さなくていいケースがほとんどです。たとえローンが残っていてもです。また、生命保険などについては解約する必要がありません。
任意整理は年齢制限などは一切ありませんし、仕事についていなくても一定の収入があれば適用してもらうことが可能です。年金受給者は年金という収入がありますので、そこから少額ずつ返済していくことができます。そのため、年金受給者でも任意整理をすることが可能です。
年をとってから大きく生活のスタイルを変えることは体力がいることです。家を持っている場合は自己破産よりも住宅や車を手放さなくてもいい任意整理を選ぶほうがメリットも大きいためおすすめです。もっとも、人によって事情は異なりますので、最終的な判断は任意整理費用を費やしますが、弁護士などの専門家と相談して決めるとよいでしょう。